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オウル

オウル

タンペレ大聖堂

タンペレ大聖堂

アウラ川岸から見る大聖堂の塔

アウラ川岸から見る大聖堂の塔

ナノク北極博物館

ナノク北極博物館

北カレリア

北カレリア

野生のトナカイ

野生のトナカイ

オーランド群島

オーランド群島

フィンランドの地域

  フィンランドには、日本とは違った北欧の自然の美と人々の誠実なぬくもりがあります。北、南、東、西、そしてラップランドとオーランドは、それぞれが持つユニークさと特色を備えているのです。フィンランドには、国土の約10%にあたる約18万8千の湖があり、また、森林が身近に存在し、夏から秋にかけ、人々はハイキング、ベリーやキノコを摘ンダりして夏を満喫します。冬は、凍った湖や森の中などでクロスカントリースキー、スケートなど、冬ならではのアクティビティがあるのです。

 地方ごとに文化、歴史も少々異なるかもしれませんが、共通している点は、どの地域も文化芸術、並びに自然の美の素晴らしさがあふれているのです。

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首都圏

フィンランドの首都ヘルシンキとその周辺の都市の紹介。首都圏の人口は全人口の約5分の一の100万人強だ。かってロシアのアレクサンドル1世がスウェーデンの影響を弱める目的と、サンクトペテルブルクに近いことから首都を1812年、ヘルシンキに移した。今や多くの人が訪れる都市となったヘルシンキ首都圏は、公共交通機関も整っており、車がなくとも観光名所めぐりは問題ない。

2012年、ワールド・デザイン・キャピタルに選ばれた年だけに、文化芸術の活動も盛んであり、多くのイベントが催される地域でもある。

南の地域

首都圏から気軽に行くことができる地域だ。フィンランドの芸術村と言われるフィスカルス村をはじめとし、丘の上の大聖堂を中心に広がるフィンランドでは2番目に古い街と言われる旧市街のあるボルヴォ―、フィンランドを代表するジャン・シベリウスが1904年から1957年に亡くなるまで住んでいた邸「アイノラ」があるヤルヴェンパー、シベリウスの生家があるハメーンリンナなど、首都圏とは違った世界を堪能できる。

湖水地域

フィンランド最大のサイマー湖があり、陸地よりも湖水の面積のほうが多い湖水地方は、東部から中央部にかけての地域です。多くの芸術家にインスピレーションを与えた東部の北カレリア地方、中央部には、独特の工法で建てられた教会や建造物とともに、森と湖の国を表現する地域でもある。特に最近は、ユネスコにリストアップされた「サウナ文化」を代表する地域として人気を集めている。湖はかっては主な交通路として利用され、湖畔には発展した街が位置しており、タンペレ、クオピオ、ヨエンス―、サヴォンリンナ、ユヴァスキュラが代表的な都市として挙げられる。

​西沿岸地域

西部地域はスウェーデンとの国境に接しており、かっての首都トゥルクがある。トゥルクには国教であるルーテル教会の大聖堂、古城、美術館があり、多くの人が訪れる都市でもある。トゥルクの郊外の都市ナーンタリには、多くの日本人が訪れるムーミンワールドがあり、トゥルクから船で行くことができる。

西海岸にはまた、歴史のあるラウマの街、また歴史に富んだ街、コッコラもあり、スウェーデン語を話す人が多い地域でもある

北の地域

北部にはスカンディナビアの首都を自称するスオウルがある。オウルはICT, クリーンテクノロジーやヘルスケアを中心に、スマートシティを目指している。また、オウルでは毎年エアーギターの世界選手権が行われる地でもあると同時に、この地域にはユネスコのジオパークに指定されたロクア国立公園があり、氷河期の痕跡がみられるのだ。また、ロシアとの国境に接しているカイヌ―県に所属するクフモでは、毎年7月に6千人から8千人が訪れる国際的な室内楽の祭典が2週間にわたって開催されるのだ

ラップランド

サンタクロースにいつでも会うことができるサンタクロース村があるロヴァニエミをはじめとして、冬、オーロラ見物やスキーを楽しむために多くの人が訪れる地域だ。ラップランドの自然は、他の地域とは違い北極圏の雄大な自然を、一年中、披露してくれる地域であり、フィンランド人が何度でも訪れたいと思う地域でもあるのだ。ラップランドをドライブしていると、野生や飼育され放し飼いにされているトナカイに何度でも出あえる。さらに夏至のころには太陽が24時間沈まない白夜の世界を味わえる。

​オーランド諸島

独自の旗と自治権をもつオーランドは、名前がついている島は6,700、それ以外に20000の小さな島が存在する群島だ。夏には多くの人がフェリーや飛行機で訪れる。

海洋貿易で発展してきたオーランドは訪問客に興味深い文化・歴史を示してくれる。フィンランドでありながら、ほとんどの人はスウェーデン語を使う。

秋にはオーランド全域で収穫祭が開かれ、その日に限り農家が一般に開放され、新鮮な特産の農作物や酪農品などが手に入り、また味わうことができる。

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