ルーテル教会の大聖堂、ヘルシンキ大学、政府関係の建物等に囲まれたセナテ広場を中心として、3月21日、22日と二日間にわたり66のストリート・キッチンがそれぞれの持ち味の食べ物を提供し、寒い気温にかかわらず、約3万人が訪れ、5万個以上の食べ物が人々の口の中に入った。
このイベント目的は、ヘルシンキ市が食料品関係の会社と共同で、食文化の発展と改革、並びにレストラン・ビジネスの夢を抱く企業家に場と機会を提供することだ。
日本と違い、食文化のないフィンランドにおいて、「食と味に愛をこめて」をモットーに、スウェーデン、ドイツ並びに隣国のロシア、エストニアから11のストリート・キッチンも参加、イベントを国際的なものに押し上げた。 人々は寒い中、それぞれの思惑の食べ物を求めて集まり楽しんでいた。
ヘルシンキ市の食文化戦略を担当するティモ・サンタラ氏は、「多くの人からの意見と感想を聞きながら、来年のストリート・フード・イベントをもっと多くの人々に楽しんでもらうフェスティバルにしていきたい」と意気込みを語った。
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