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湖水地域

ロシアと国境を隣接している東部地方は、フィンランドで最大の湖、サイマー湖をはじめとし、多くの湖があり湖水地方と言われている。この地域には、フィンランドで9番目と言われる都市クオピオがあり、夏は湖クルーズが楽しめる。

また、多くの芸術家がインスピレーションを受けた北カレリア地方があり、「森と湖の国」というフィンランドを代表する風景が楽しめる。また、東方教会の文化圏の影響を受けた北カレリア地方はほかの地域とは違った独特の文化が残っている地域でもある。

​北カレリア

木の教会

木の教会

彫刻家エヴァ・リューナネン夫婦が建てた

エヴァ・リューナネンの彫刻‐アトリエ「パーテリ」にて

エヴァ・リューナネンの彫刻‐アトリエ「パーテリ」にて

パーテリの木の教会

パーテリの木の教会

彫刻家エヴァ・リューナネン夫婦が建てた

アトリエ「パーテリ」 エヴァ・リューナネンの彫刻

アトリエ「パーテリ」 エヴァ・リューナネンの彫刻

ヨエンスー美術館

ヨエンスー美術館

ヨエンスー市庁舎の前の広場にある銅像

ヨエンスー市庁舎の前の広場にある銅像

リエクサにある旧ソ連の戦車を止めるための岩のバリケード

リエクサにある旧ソ連の戦車を止めるための岩のバリケード

リエクサ教会

リエクサ教会

ピエリネン湖でのボート乗り

ピエリネン湖でのボート乗り

ボートに乗ってシベリウスがかって使用したサマーコテージを訪問

リエクサのアーチ橋

リエクサのアーチ橋

ヨエンスー市庁舎

ヨエンスー市庁舎

小島にあるシベリウスが使用したサマーコテージ

小島にあるシベリウスが使用したサマーコテージ

ヌルメスにあるボンバーハウス

ヌルメスにあるボンバーハウス

ウッコ展望台ーコリ国立公園

ウッコ展望台ーコリ国立公園

木の船でのラフティング

木の船でのラフティング

リエクサのオープンエア博物館

リエクサのオープンエア博物館

犬ぞり―ピエリネン湖

犬ぞり―ピエリネン湖

コリ国立公園の悪化展望台の足元にある自然の中のチャペル

コリ国立公園の悪化展望台の足元にある自然の中のチャペル

ウッコ展望台ーコリ国立公園

ウッコ展望台ーコリ国立公園

コリとリエクサを結ぶフェリー

コリとリエクサを結ぶフェリー

北カレリア地方は、フィンランドの東に位置しており、ロシアと接している。この地域はまさに歴史を物語ることのできる地域で、フィンランドの人々にとって、精神的な故郷とも呼ばれている。事実、カレリアは多くの画家、作家、作曲家にインスピレーションを与えてきた地域なのだ。世界中で愛される国家的作曲家ジャン・シベリウスも新婚旅行には北カレリア地方のリエクサを選び、カレリアからインスピレーションをもらった一人だ。国家的叙情詩カレワラもここで始まり伝承されていったという。

 

コリ国立公園の丘に立って、ピエリネン湖を見下ろすとき、カレリアの自然と自然が物語る内容に心が一時奪われる。北カレリアはフィンランド独自の文化を保ってきたユニークな地域とも言えよう。

 

 

新ヴァラモ修道院

新ヴァラモ修道院の教会

新ヴァラモ修道院の教会

新ヴァラモ修道院の教会の中

新ヴァラモ修道院の教会の中

新ヴァラモ修道院の敷地

新ヴァラモ修道院の敷地

新ヴァラモ修道院の宿泊施設

新ヴァラモ修道院の宿泊施設

新ヴァラモ修道院の宿泊施設の部屋

新ヴァラモ修道院の宿泊施設の部屋

リントゥラ至聖三者女子修道院の教会

リントゥラ至聖三者女子修道院の教会

リントゥラ至聖三者女子修道院の教会の中

リントゥラ至聖三者女子修道院の教会の中

リントゥラ至聖三者女子修道院の敷地

リントゥラ至聖三者女子修道院の敷地

リントゥラ至聖三者女子修道院の敷地

リントゥラ至聖三者女子修道院の敷地

リントゥラ至聖三者女子修道院の敷地

リントゥラ至聖三者女子修道院の敷地

リントゥラ至聖三者女子修道院内の墓地のチャペル

リントゥラ至聖三者女子修道院内の墓地のチャペル

旧ソ連軍の侵攻にともないカレリア共和国(現在はロシア領)にあるラドガ湖の島にあるヴァラーム修道院から逃れてきた190人の修道士によってヘイナヴェシに、1940年に設立されたフィンランド正教会の修道院。ここに修道院の設立を決めたのは、ヴァラモ修道院を創設した聖セルギウスと聖ヘルマンのイコンがこの地域で見つかったことだという。

自然に囲まれ落ち着いた敷地内には、礼拝堂、宿泊施設、レストラン、売店があり、ここでベリーで製造されたワインやウイスキーも楽しめる。新ヴァラモ修道院は男子修道院だが、近くには女子修道院であるリントゥラ至聖三者女子修道院もある。

 

ほかの観光地とは違った情感が味わえる場所で、特に歴史的なロシアとフィンランドの関係が感じ取られるところだ。

タンペレ

タンペレ大聖堂

タンペレ大聖堂

ラウコントリ港から出港するフェリー・タンメルコスキ

ラウコントリ港から出港するフェリー・タンメルコスキ

博物館センター・ヴァプリー

博物館センター・ヴァプリー

ピューニッキ展望台

ピューニッキ展望台

Tampere 2012-6

Tampere 2012-6

タンペレ市立美術館並びにムーミン美術館

タンペレ市立美術館並びにムーミン美術館

ジャケットが吊り下げられた通りーフィレイソンの工場地帯の一画

ジャケットが吊り下げられた通りーフィレイソンの工場地帯の一画

Tampere 2012-2

Tampere 2012-2

フィンレイソンの工場跡に様々なショップが入っている

フィンレイソンの工場跡に様々なショップが入っている

フィンレイソン工場がある川岸の銅像

フィンレイソン工場がある川岸の銅像

タンペレ大聖堂内の大きな花輪の壁画

タンペレ大聖堂内の大きな花輪の壁画

ラウコントリ港のあたり。 ここからクルーズの船が出港する

ラウコントリ港のあたり。 ここからクルーズの船が出港する

 -かっての工業地帯、フィンランドの内陸部の都市タンペレー

ナシ湖とピュハ湖に挟まれた都市タンペレは、両湖を結ぶタンメルコスキ川がほぼ中央に流れており、19世紀には、この水力を利用した発電により工業都市として発展した。かっての工業都市の名残を感じさせる赤煉瓦の建物があり、今では、その工場跡に様々な店、レストラン、博物館が入っている。タンペレの観光スポットのほとんどは、歩いてみて回ることのできる範囲内にあり、また、ヘルシンキから手軽に日帰りできる。特に自然の中のピューニッキの展望台での有名なドーナツを味わい、タンペレの歴史も分かる総合博物館であるヴァプリーッキ博物館センター、ムーミンに関心があるなら、作家トーベ・ヤンソンによって寄贈された原画作品2000点余りが所蔵されているムーミン博物館も訪れてほしい。そのほかにも、珍しいレーニン博物館、スパイ博物館、タンペレ大聖堂、アレキサンダー教会、そしてフェリーで湖を遊覧しながら「森と湖」のフィンランド国といわれるフィンランドらしさを見ることができる。

また、タンペレは公共のサウナが多く、自称「サウナの首都」と称している。

ペタヤヴェシの古い教会

ペタヤヴェシの古い教会の説教壇

ペタヤヴェシの古い教会の説教壇

ペタヤヴェシの古い教会

ペタヤヴェシの古い教会

ペタヤヴェシの古い教会内-入口の天井の十字のマーク

ペタヤヴェシの古い教会内-入口の天井の十字のマーク

ペタヤヴェシの古い教会

ペタヤヴェシの古い教会

 -世界遺産の一つ、ペタヤヴェシの古い教会ー

ペタヤヴェシの古い教会は、ユヴァスキュラの西に約30キロのフィンランドの中南部の小さな町、ペタヤヴェシにある。1994年にユネスコ世界遺産に登録されたフィンランドの木造教会。この教会は、地元の棟梁ヤーコ・レッパネンによって1763年から1765年にかけてヨーロッパの教会建築の伝統を参考に松の木で建てられた。1821年には、ヤーコの孫のエリッキ・レッパネンによって、鐘楼が付け加えられた。建物は、白いギリシャ十字形の土台に八角形の丸天井があり、内部には聖クリストフの古い彫像がある説教壇、4人の使徒とたくさんの天使たちの木像が彫り込まれている。

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